第一印象
第一印象は観てて普通に楽しい。あっさりとまとまっていた印象でしたが後述の理由もあり安心して観ることが出来ました。
3Dモデルが好み。 個人の問題ですが。
1期のときはアプリが終了した直後でかつ公式から出てくる情報もキービジュアルとPV以外はほとんどなく不安しかありませんでしたが、今回はけもフレを取り巻く状況も異なり、また事前の情報も多いので1期のときのような不安感はなかったのも安心して観ることが出来た要因でした。
製作はなぜこの世代を選んだのだろう。フライ先生のコミックの世代でもネクソン版の世代でも、更にはまったく新しい世代でも扱えたはずだろうに。その辺も物語が進むにつれ明らかになるのでしょうか。
アニマルガール達
カラカルさんが話しながら尻尾をブンブン振るしぐさがかわいい。せっかく耳や尻尾を持っているのだから原作動物同様それらで感情を表す表現はもっと入れてほしいところ。ロバちゃんの出番はもっと多くしてほしかった。ロバというと「ペリーヌ物語」のパリカールも記憶力が高く利口だったのを思いだしますねぇ(古くて申し訳ない)。
センちゃんとアルマーが防御体制から復帰するモーションは格好良いです。でもスローで見ないと全然分からないのが残念。
動物解説
最初見たときは「えっ」と声が出ました(笑)。ナショナルジオグラフィックの映像は本当に凄い。サーバルやカラカルの狩りの瞬間は原作動物の魅力がよく感じられます。しかしカラカルの狩りのシーンは目茶苦茶かっこいいですがどうやって撮影したんでしょうねぇ・・・
解説自体は1期は飼育員さんの生の解説で動物の魅力が伝わってくるものだっただけに、今回は説明的になってしまったのはちょっと残念。ただ聞き取りにくい部分があったり、話し方や口調をネタにされたりと本来の趣旨とは異なった広まり方をする面もあったし仕方ないところなのかなと。
本編の気になったところ
3人がキュルルちゃんが出てきたところ(以下便宜上「研究センター」と記述)を見下ろすシーンは地滑りが起きているように見えます。そう考えると中央の研究センターを中心に大地が沈降しているようにも。研究センターの倉庫(?)でキュルルちゃんが出てきたと思われる物体(以下「繭状物体」と記述)ですが、上部にフィンらしきものがついており人工物のようで本体は繭のように丸く、開口部を見るに材質は石の様で人工物には見えないという一言で言えば良く分からないです(笑)。これはいったい何・・・
繭状物体は下を建物の破片で固定してぐらつかないようにしているようにも見えるので、建物が放棄された後誰かがここに持って来たのかも。
球体状の一人乗りポッドらしき装置は出入り口だけ破壊されていますが透明カバーは無傷という非常に不自然な壊れ方をしています。そもそも何の装置で何が起こったのか気になりますねー。
この倉庫に出入りするドアからセンターの柵(これは意図的に壊されている)を抜けてセンターの敷地外に通じる小道があるので誰かが頻繁に使用している可能性があります。
3体目のセルリアンをパッカーンしたアニマルガールと目のあったキュルルちゃんですが意外に落ち着いていて、どこか安堵しているようにも見えました。実は知っているとか?
このアニマルガールが倉庫に頻繁に出入りをしていたかも。
かばんちゃんのシルエットが出てきましたが1期と同じかばんちゃんかはもう少し様子を見ないと分からないです。背景にある富士山そっくりな山にはサンドスターの結晶の噴出が見られないところを見ると、1期とは別のエリアまたは異なる世界線の可能性もありそうです。
背景ですが下草が乾季と雨季のサバンナが混在しているのは意図的なものなのか・・・。またラストのパノラマのシーンもぱっと見は気にならないがよくよく見ると寄せ集め感があります。パノラマ的な背景は今後も多くなると予想される分、ちょっと背景が弱く見えてしまうシーンが出てきてしまうかもなという印象を受けました。
第1話を視聴し終わって
初見時はキュルルちゃんとアニマルガール達の明るい道中とセルリアンのバトルの見せ場で不穏要素(ここでは廃墟)を感じつつもほとんど気にしないで楽しむことが出来ました。1期は最初に"人がいなくなったジャパリパーク"という大きな不穏要素を明確に提示していましたが、今回はそういった不穏要素はほとんど感じずに(1期の人のいない世界が前提となっているせいもありますが)あっさりと見終えてしまえます。しかし1期では比較的明確であったテーマが明確でないようにも思え、そう単純ではないのかもしれません。
あっさりと見終えてしまう第1話もしっかり見るとそこかしこにジャパリパークに起きた"何か"がちりばめられているように思えて、意外と深いのかもと推測しています。
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